2018年4月25日水曜日

Storytelling

こんにちは、スタッフの二宮です。

「Storytelling」後期が始まっています。




Storytelling

物語を伝える手段としての言葉、そして絵。
それらは個々に存在し、時に交わりながら、
人々の人生をより豊かに、味わい深いものへと導いていきます。
鎌倉にて古書店「ウサギノフクシュウ」を主宰していた
小栗誠史氏によってセレクトされた本と、
ストーリー性のある作家の作品を同空間に展示します。
様々なアプローチからの物語を、ぜひお楽しみください。
サイトより)


本展は、2週間の展示にわかれており、
4/17(火)〜22(日)までの前半のエキシビジョンを
河合浩/杉江篤志/鈴木紗穂/平井豊果

4/24(火)〜29(日)までの後半のエキシビジョンを
椎木彩子/玉井健二/松井有希/柳原パト 

全会期を通して、タンバリンギャラリーの創設者である
永井宏の作品を展示しています。

また、各作家のイメージにあわせた選書と、ショートストーリーの執筆を
「ウサギノフクシュウ」の小栗誠史氏が担当しています。
前半の様子はこちら














前期を、親密な個人の生活を覗き見たような印象だとすると、
後期は、風通しのよい丘の上、海の上に立って、遠くを眺めている様な、
そんな印象を覚えます。

小栗さんの書くショートストーリーも、
絵からインスピレーションを受けていたり、作家の言葉なのかな?と思う様な文章だったり、
より自由度が増して、物語の中でおおいに遊んでいるように感じました。











今回の「Storytelling」展は、ひとつの実験、新しい試みとして始めたものですが、
展示を通して、文章としての物語と、絵としての物語の、
心地よい関係性のようなものを感じ、
展覧会の新しい可能性を感じることができました。
想像力が、あらゆる方向へのびていきます。


「僕も、みなさんと同じように作家になりたい」
と、先日のトークショーで語っていた小栗さん。
これからも、この企画は定期的に開催して、
様々な物語を目にしたいと思いました。

4/29(日)は「Storytelling」展の最終日となります。
16時ころから、クロージングパーティとして、
簡単なドリンクを用意してお待ちしておりますので、
ぜひゆるやかに交流できる時間となればと思います。

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2018/4/17(火)〜29(日) ※23(月)休廊
11:00〜19:00(最終日〜18:00)
<トークイベント>
4/22(日)16:00〜17:00
小栗誠史 × 村椿菜文「Talk about Storytelling」
出店: SWAN COFFEE http://swan-coffee.net/
<クロージングパーティ>
2018/4/19(日)16:00〜18:00

【選 書】

ウサギノフクシュウ(小栗誠史)


【エキシビジョン】
■全期: 2018/4/17(火)~29(日) ※23(月)休廊
永井宏

■前期: 2018/4/17(火)~22(日)
河合浩/杉江篤志/鈴木紗穂/平井豊果 


■後期: 2018/4/24(火)~29(日)
椎木彩子/玉井健二/松井有希/柳原パト 

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春期休廊 5/1(火)〜5/6(日)

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 
NEXT EXHIBITION>>


2018/5/8(火)~5/13(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)

*オープニングパーティー 5/8(火)18:00~20:00

早瀬 とび /菊野 友美 / のせ なおみ /源川 いく美 /吉村 奈穂子 

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2018年4月18日水曜日

Storytelling

こんにちは、スタッフの二宮です。

「Storytelling」始まっています。





Storytelling

物語を伝える手段としての言葉、そして絵。
それらは個々に存在し、時に交わりながら、
人々の人生をより豊かに、味わい深いものへと導いていきます。
鎌倉にて古書店「ウサギノフクシュウ」を主宰していた
小栗誠史氏によってセレクトされた本と、
ストーリー性のある作家の作品を同空間に展示します。
様々なアプローチからの物語を、ぜひお楽しみください。
サイトより)


本展は、2週間の展示にわかれており、
4/17(火)〜22(日)までの前半のエキシビジョンを
河合浩/杉江篤志/鈴木紗穂/平井豊果

4/24(火)〜29(日)までの後半のエキシビジョンを
椎木彩子/玉井健二/松井有希/柳原パト 

全会期を通して、タンバリンギャラリーの創設者である
永井宏の作品を展示しています。

また、各作家のイメージにあわせた選書と、ショートストーリーの執筆を
「ウサギノフクシュウ」の小栗誠史氏が担当しています。













それぞれの作家が、それぞれのスタイルで制作した作品に対して、
小栗さんが作家のイメージで選書した本2冊、
作家と関係があるようでないようで、ある個人の目線から、
さらに広がっていくイメージを楽しむ事の出来る短編小説の様なショートストーリー。
これらの組み合わせは、時間や場所を飛び超えて、
目の前にあるところから別の空間へと連れて行ってくれる楽しみがあります。











物事の目線を少し変えて、深呼吸する余裕が持てるだけで、
「眺めのいい部屋」や「居心地の喫茶店」はすぐに目の前に現れるのかもしれません。






ショートストーリーは、このように、フライヤを2つ折りにしたものを表紙として、
間に挟むとひとつの冊子のようになりますので、ぜひお持ち帰りください。
小栗さんの執筆した「Revenge of the rabbits」も会場にて販売しております。
こちらも是非。

4/22(日)には、16時より
フライヤのイントロダクションを執筆してくれた村椿菜文さんと小栗さんによる
「Talk about storytelling」のトークイベントがあります。
SWAN COFFEEの珈琲を味わいながら、ぜひお楽しみください。

前期は22(日)まで、作家を入れ替えての後期は24(火)から新たにスタートします。
この2週間を、ここにいらしたみなさんのストーリーを交えながら、
楽しんでいただけるものになるといいなと思っています。

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2018/4/17(火)〜29(日) ※23(月)休廊
11:00〜19:00(最終日〜18:00)
<トークイベント>
4/22(日)16:00〜17:00
小栗誠史 × 村椿菜文「Talk about Storytelling」
出店: SWAN COFFEE http://swan-coffee.net/

【選 書】

ウサギノフクシュウ(小栗誠史)


【エキシビジョン】
■全期: 2018/4/17(火)~29(日) ※23(月)休廊
永井宏

■前期: 2018/4/17(火)~22(日)
河合浩/杉江篤志/鈴木紗穂/平井豊果 


■後期: 2018/4/24(火)~29(日)
椎木彩子/玉井健二/松井有希/柳原パト 

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春期休廊 5/1(火)〜5/6(日)

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2018/5/8(火)~5/13(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)

*オープニングパーティー 5/8(火)18:00~20:00

早瀬 とび /菊野 友美 / のせ なおみ /源川 いく美 /吉村 奈穂子 

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2018年4月11日水曜日

新田さやか 写真展 with illustrations by Nitta Ayano 「UTOPIA」

こんにちは、スタッフの二宮です。

新田さやか 写真展 with illustrations by Nitta Ayano 「UTOPIA」
始まっています。



新田さやかさんは、1990年大阪生まれのフォトグラファー。
関西を中心に活動し、東京での個展は今展が初めてとなります。
「UTOPIA」と名付けられた今展は、
新田さやかさんの写真を中心に、
妹であるイラストレーターのNitta Ayanoさんの作品が加わり、
会場を彩っています。


自由だよ、と放たれたとしても
決して自由には動けない

それは多分そこがどこでそれが誰であったとしても

そうだと思う

ユートピアは人が人である限り存在しないのだ

と思うと

不満もしがらみも含めて

いいものも悪いものも全てが揃う

この世界こそがユートピアだと思いたい

サイトより)










ドキュメンタリーとフィクションの狭間の様な、
人物と風景と身の回りのことに寄り添って写真を撮り続ける新田さん。
ダイナミックな会場構成に、彼女が作る世界に飛び込んでいるような感覚になります。

近年は、ブランドやアーティストのルックブックの撮影が多く、
自身の作品をまとめて発表するのはとても久しぶりだそうで、
日常的に撮りためた写真の中から「UTOPIA」となるものを選び、
その世界を表しています。

人物も風景も、同じくらいの質感、肌のようなぬくもり、ざらつき、湿度を感じられるのは、新田さんの目線のすべてに向けられるものが平等にUTOPIA的で、
愛情を持っているからなんだろうなと感じました。
同時に光の強さの中に、消えてしまいそうな儚さもあって、
永遠には続かない刹那のようなものも感じ取れます。










妹のAyanoさんは、作品を展示をすること自体が初めてということですが、
線を引くこと自体にのめり込んでいく様子や、
まだまだ成熟しきれていない初々しさがあって、
さらにUTOPIAを加速させています。




商品そのものより、イメージを撮ることが多いというルックブックや
ZINEも豊富にありますので、ぜひ手にとってページをめくってみてください。




初日は、お友達を中心に、オープニングパーティも賑やかに行われました。

写真は、ダイレクトに作家の目線を体験できるので、
新田さんの見ている世界を覗いている様な感覚になります。
ぜひ新田姉妹の「UTOPIA」を会場で感じてみてください。

妹のAyanoさんは初日のみの在廊でしたが、
さやかさんは毎日在廊の予定となっております。

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2018/4/10(火)~4/15(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)


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NEXT EXHIBITION>>
2018/4/17(火)〜29(日) ※23(月)休廊
11:00〜19:00(最終日〜18:00)

<トークイベント>
4/22(日)16:00〜17:00
小栗誠史 × 村椿菜文「Talk about Storytelling」
出店: SWAN COFFEE http://swan-coffee.net/

【選 書】
ウサギノフクシュウ(小栗誠史)


【エキシビジョン】
■全期: 2018/4/17(火)~29(日) ※23(月)休廊
永井宏

■前期: 2018/4/17(火)~22(日)
河合浩/杉江篤志/鈴木紗穂/平井豊果 


■後期: 2018/4/24(火)~29(日)
椎木彩子/玉井健二/松井有希/柳原パト 

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