2016年4月27日水曜日

JUN OSON/BESIDE

こんにちは、スタッフの二宮です。

「JUN OSON/BESIDE 」始まっています。


JUN OSONさんは、1979年生まれのイラストレーター。
象徴的なスタイルとして8の字を思わせる顔の形に特徴があり、
一度見たら忘れられない印象を残します。

多様なコマーシャルワークを通じて、老若男女問わず人気の高い
JUN OSONさんの、4年ぶりの個展となる「BESIDE」展は
側に置いておきたい作品」というテーマで、全体が構成されています。











抽象と具象の間を表現したというペインティング作品は
本人にとって新しい試みであり、
シルクスクリーンで刷ったモノクロの線画をもとに、
アクリル、水彩など、それぞれの画材の特徴を生かして
ペイントを施した作品に関しては、
「この手法で制作することによって、複製と1点ものの中間のものを制作することができた」とオソンさんは語ります。

「普段のビビットでカラフルな色合いや人物が大きく描かれる構図は抑え、
側に置け、気兼ねなく飾れるような作品を意識して制作した。」
いう本展は、
見る側、買う側に寄り添って作品が制作されており、
求められている事に応えるというイラストレーターの役割とリンクしており、
プロの意識を強く感じます。








また、今回初の試みとして、他作家とのコラボレーション作品も多々あります。
ぶち木工による木工作品、
陶芸作家・林大作さんによるマグカップやフラワーベースなどのプロダクト作品、
立体作家・田中優太さんによるスマートフォンスタンド、
RIDGE MOUNTAIN GEARの人気商品であるポーチに
オソンさんがマーカーでドローイングを施したもの、など
平面で描かれたものが立体になったときの面白み、
様々なものに展開できる多様性、
イラストレーションだからこそできることに、自由で楽しさを感じます。

また、バンダナや手ぬぐい、Tシャツなどのグッズも豊富で、
お買い物心をくすぐられます。




会期中には、各種イベントも用意されております。

4/29(金) 18:00-20:00 レセプションパーティ(ケータリング by esara
       ●どなたでもお越しいただけます。

5/1(日) お絵かき心理テスト ワークショップ
      1回目 14:0015:302回目 16:3018:00
      ●参加費:1,000円(税込)

5/6(金) 18:00-20:00 トークイベント
      ●出演:とんぼせんせい、JUN OSON、白根ゆたんぽ
      ●参加費:無料

連休中のお楽しみに、ぜひお運びください。


  


初日には午前中から、日本各地より多くのお客様がいらっしゃり、
ファンの方や、イラストレーターを志す若者など、
おひとりおひとりとの丁寧なやりとりがオソンさんの人柄を反映しており、
とても和やかな雰囲気となっておりました。
オソンさんの在廊予定は、Facebookの『BESIDE』ページでご確認ください。
『BESIDE』展は5/2(月)のお休みをはさみ、5/8(日)までの2週間の開催です。
気になる作品や商品のお求めは、どうぞお早めに。

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2016/04/26 (火) 〜 050/8 (日) 
11:00~19:00 (05/02・月休廊 最終日~18:00) 

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2016/05/10(火)〜 05/15(日)
11:00〜19:00(最終日〜18:00)

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2016年4月20日水曜日

山形潔香 /TIMELESS

こんにちは、スタッフの二宮です。

「山形潔香 /TIMELESS 」始まっています。




山形潔香さんは、愛知県名古屋市生まれの美術作家。
タンバリンギャラリーでは2013年より年に一度、個展を開催しており、
今年で4度目となります。
2013年2014年2015年の様子はこちらでご覧ください。)






山形さんの作品は、油絵とは思えないほどの鮮やかな色彩が特徴的です。
黄色やピンク、紫や緑、さまざまな色が画面に散りばめられています。

「言葉が色や形に変換されるんです。
 なので、わたしの中では色に全て、意味があります。」
と、山形さんは言います。
今展は、ピンクの色が印象的だと感じたので、どんなイメージなのか尋ねてみると、
ピンクは、強かったりたくましかったりする色。
と教えていただきました。

TIMELESSというテーマで絵を描き、国内外で発表し続けている山形さん。
そのテーマはひとつの軸ではありますが、日々過ごして行く中で、
常に変化があり、気持ちも状態も変わっていきます。
自分でも想像しないようないろんな出来事が起こるから、
そこで受け止めた気持ちを絵に描いて、昇華しているようでした。

「表現がどんどんアブストラクトになっています。
 こう描かなくちゃ、というということから解放されて、
 より自由に表現できるようになった気がしています。」
とおっしゃるように、より、色そのものに近づいているように感じました。










山形さんはロックやパンクの音楽が大好きだそうで、
描かれる作品は、ファンタジックな印象を受けますが、
内側に持っているものは熱く情熱的なパンク精神なのかもしれません。

23日(土)17時より、山形さんの作品や制作風景などを投影する
映像作家の方によるプロジェクションとDJ、などのパーティがあります。
どなたでもお越しいただけます。

山形さんは、毎日在廊の予定です。

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2016/04/19(火)〜04/24(日)
11:00〜19:00(最終日〜18:00)

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2016/04/26 (火) 〜 050/8 (日) 
11:00~19:00 (05/02・月休廊 最終日~18:00) 
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2016年4月13日水曜日

JUCO.のクツ展 '16-'17 Autumn&Winter collection

こんにちは、スタッフの二宮です。

「JUCO.のクツ展 '16-'17 Autumn&Winter collection」
始まっています。






「履くと特別な気持ちになる靴」をコンセプトに、
2006年にブランドを立ち上げて以降、
半年に一度の展示会を中心に、
様々な靴を手がけるJUCO.


16-'17 Autumn&Winter collectionの今展のDMには、
このようなメッセージが書かれています。

まぶしくて目を閉じたくなるけど、


そんなことをしなくても、


長い夜はやってくるし、



まっしろな朝にも出会える。



やぁ、また、いろんな話をしよう。











夜から朝になる瞬間の、暗闇から光へと変わる時刻の、
特別だけれど繰り返し訪れる日常のひとときを、
今シーズンのテーマに選んだというJUCOさん。

「光と影にはさまれたサボ」
「まっくらな夜色シューズ」
「寝ぼけたチェックサボ」
「ぬるい空色レースアップ」
「冷めたコーヒー色ブーツ」

一足一足に、タイトルがつけられていて、
タイトルとともに綴られた言葉が、
靴にストーリーを与えています。





 







「デザインも大事ですが、履き心地を重視しています。」
というように、靴に足を踏み入れた時の心地よさ、
すっぽり包まれた安心感、足の裏の感触に、
なんともいえないわくわくした気持ちになります。
そのうえ他では見られない、細部にまで行き届いたデザイン、
センスとニュアンス。

JUCO.の靴は、JUCOさんがデザインしたものを、
職人さんがひとつひとつ手で作っています。
そのように丁寧に作られたものを、
日常の中で大事に履いていく、
そういうことは、とても豊かな循環だと感じます。

今回、写真でお伝えする事が出来ないので、
ぜひ会場にいらして、目で見て、足で履いてみてください。
JUCOさんのブログには、
「うちの靴も絶対的に、手に触れて、試着しまくって、悩んだらまた履いて、
なんなら革のにおいだって感じてほしいくらい。」って、あるほどですから。












デザイナーのJUCOさんも、スタッフのみなさんも、
もちろんJUCOの靴で、みなさんのお越しをお待ちしています。
DMをお持ちでない方でも、どなたでもお越しいただけます。



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JUCO.のクツ展  '16-'17 Autumn&Winter collection

2016/04/12(火)〜04/17(日)
11:00〜19:00(最終日〜18:00)


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NEXT EXHIBITION>>

2016/04/19(火)〜04/24(日)
11:00〜19:00(最終日〜18:00)

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2016年4月6日水曜日

前田はんきち / EATING

こんにちは、スタッフの二宮です。

「前田はんきち / EATING」始まってます。




前田はんきちさんは、1974年生まれのイラストレーター。
雑誌、書籍、web、広告等をベースに幅広く活動されています。

個展を開催するのは5年ぶりとのこと。
挨拶文には、「今展を開催するにあたり、
社会性を強く押し出したものにするつもりでしたがすぐに行き詰まり急遽路線を変更、
普遍的なテーマである「食べる」というゆるい感じに落ち着きました。」
とあります。
そういうわけで、EATING、食べるがテーマです。
口を大きく開け、もしくはすぼませ、目を見開き、もしくは半目がちに、
ものを食べる人のイラストレーションがグラフィカルな構図と色彩で
ずらりと並んでいます。









今回の個展では、普段仕事では描かないような描き方をしてみたり、
少しくずしてみたり、実験をして描いているそうで、
たとえば、目の位置や形、食べ方も普通の表現ではない、
ズレた感じが、滑稽で目に留まったり、やけに気になったり、笑いを誘ったりします。

また、水彩で描かれたモノクロの絵も、
ものを食べる瞬間をとらえられており、自分もこんな顔をして食べてるのかもしれない、とちょっと恥ずかしさを覚えます。





冒頭の文章にあるように、
社会性を打ち出したのもを作りたい。社会との関わりを意識していたい。
というのは、イラストレーターを志す学生の頃から意識の中にあったそうで、
常に頭をよぎるそうです。
今回は、「食べる」というゆるい感じに落ち着いた、と前田さんは言いますが、
ただこのように、見る人になにかしらの感情を与えたり、
それによってコミュニケーションが生まれるという事も、
ひとつの社会との関わりであるし、
そんなコミュニケーション手段として、
この滑稽なイラストレーションが目の前にある、というのは、
とても愉快だと感じました。




初日のオープニングパーティでは、お花見のようなケータリングと、
前田さんお手製のタンドリーチキンなどが用意され、
「食べまくる会」が開かれ、来た人はみんな絵の中の人のように、
食べることを楽しんでいる様子でした。

前田さんは週末を中心に在廊の予定です。
ぜひ、お越しくださいませ。

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前田はんきち / EATING
2016/04/05(火)〜04/10(日)
11:00〜19:00(最終日〜18:00)

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NEXT EXHIBITION>>
JUCO.のクツ展  '16-'17 Autumn&Winter collection

2016/04/12(火)〜04/17(日)
11:00〜19:00(最終日〜18:00)
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