2014年10月22日水曜日

大社優子 / niji ー虹ー


こんにちは、スタッフの二宮です。

「大社優子 / niji ー虹ー」、始まっています。




大社優子 さんは2010年、2012年、2013年と
コンスタントにここタンバリンギャラリーで個展を開催しています。


2014年の今年のテーマは、
鎌倉にある世界各国の布や材料を扱う小山千夏さんのお店「fabric camp 」
真鶴にてオリジナルの洋服、小物をご夫婦で制作、販売している「スクランプシャス
そのふたつの洋服のオーダー会が「fabric camp」で行われ、
そこでオーダーされた方々を、大社さんが鎌倉や真鶴で撮影する
というプロジェクトから始まっています。





大社さんが撮影した写真を、坂本真衣子さんの手で作られた
美しい装丁によってくるまれ完成した大きな写真集、
「fabric camp」と「スクランプシャス」の服や布、小物、それぞれが作った本を、
今度は、大阪・星ヶ丘にあるソーイングテーブル・カフェで展示をしました。
それらの一連の流れ、鎌倉、真鶴、星ヶ丘をつなぐ架け橋として
小山千夏さんがつけたタイトルは「虹」
そして、その「虹」は、タンバリンギャラリーまで伸びてきました。

鎌倉と真鶴、星ヶ丘の風景と、そこを拠点とする人々、集まって来た人たち、
「fabric camp」の布をつかって「スクランプシャス」が仕立てた洋服を着る人々、
それらの写真が、大社さんの想いとともに、ギャラリーに詰まっています。







そして今回は初めての試み、ギャラリーの奥のスペースに、
「RAINBOW STUDIO」と名付けたフォトスタジオができました。
大社さんが在廊中に、カメラマンとなり、写真を撮ってくれます。





大社さんの撮る人々は、いつも溢れ出しそうな笑顔をカメラに向けています。
ほんとに、みんないい顔をしていますね、と話すと
被写体がいいから〜、と大社さんは言いますが、
初日に撮影の様子を見ていると、和気あいあいと楽しそうで、
なるほど、それでこの表情が生まれるんだなぁ、と納得しました。





今回の個展の内容を決める前に、ほんとうは別のものを考えていたそうです。
それでも、それは、2014年の今、やることとは違う。と思い直し、
「虹」プロジェクトの着地点にすることを決断したそうです。
「今、こうして生まれているつながりのきっかけになったのは永井さん
 (永井宏 = 美術作家、タンバリンギャラリーの創立スタッフ。2011年他界。)で、
 そこからどんどんと世界が広がって行ってて、
 鎌倉、真鶴、星ヶ丘と架かった虹の着地点はやっぱりタンバリンだな、
 と思ったらとてもしっくり来たんです。
 それが、今年、自分がやってきたことだから。」
と真剣なまなざしで語る大社さんは、自分にとても正直でまっすぐだなと思いました。






初日に駆けつけてくれた「スクランプシャス」のおふたりと大社さん。



ここではまだまだ語りきれないストーリーがたくさん詰まっています。
ぜひ、会場で大社さんと話されてみてください。

満面の笑みでお待ちしております。


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2014/10/21(火)〜 10/26(日)
11:00〜19:00(最終日〜18:00)


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Lou Reed Tribute Group Show

2014年10/28(火)~11/02(日)
11:00〜19:00(最終日〜18:00 )

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