2016年12月7日水曜日

グループ写真展「Gradation」

こんにちは、スタッフの二宮です。

グループ写真展「Gradation」、始まっています。



今展は、出展作家である池田良太郎さんの呼びかけによって始まったグループ展です。
事情により伊藤メイ子さんが欠席となったので、
実質、池田良太郎×上甲尚弘 2人展となっております。

以下、ステートメントより。

池田良太郎・伊藤メイ子・上甲尚弘の写真家、
3名によるグループ写真展。
私、池田良太郎の呼びかけに応える形で始まった本展。

作風も年齢もバラバラだけどどこか尖っていて、
愛おしいそれぞれの作品達。
3名の写真を見た後の印象は黒から透明、
または透明から黒へグラデーションのように変わっている事でしょう。
抽象的で感覚的だけど、そんな曖昧さを愛しく、大事に思う今日この頃。
そんな曖昧さも写真の楽しみなのかもしれません。

限られた期間ではありますが、
是非、グラデーションの印象と余韻に浸りにいらっしゃって下さい。







普段はwebデザイナーとして勤務しながら、
写真を撮り続けている池田良太郎さん。

日々の暮らしの中での一瞬、
自然の中に身を置いたとき、
美しいと思った瞬間が写真に収められています。
そこには特別なものは写っていないけれど、
素直に作者の目線を感じることができます。








池田さんにとって写真を撮ることというのは
コミュニケーションの手段のようにも感じます。
レンズを通してみたとき、まっすぐ物事が見えて
人や自然と向き合うことができる。
奇をてらっていない写真から伝わる素直さは羨ましくもあります。


一方、上甲 尚弘さんは、写真専門学校を卒業後、
アシスタント、スタジオカメラマンを経て
現在フリーランスで活動するカメラマン。
コンセプチュアルな作品が目を引きます。











『インターネットが普及し、私たちの情報がネット上で拡散されている。
 この情報は私そのものであり、私だ。私はその中に存在している。
 ここにいる私が本物の私ではあるが、世間からすると、
 ネット上に存在する私の方が私だ。
 情報は誰でも操作できる。そして、操作された情報はすぐに拡散される。
 私の情報にあなたの名前がのるだけで、あなたは私になることもできる。
 逆もしかり。私はとても曖昧で、とても希薄な存在のように思う。』

極限まで加工されて、アイコン化された人々。
その中で裸のような格好で歩き回るひとりの人間から、
そこから抜け出したい何かを求めて彷徨っている様に感じ取れます。
それが作家本人なのかはわかりませんが、
閉じ込められているような、自由なような、
それが作家の感じている現在の社会、ということなのでしょうか。




ギャラリー奥の壁には、池田さん撮影、上甲さん編集の映像も流れております。
両作家とも平日は不在ですが、
光あふれるギャラリーには静かな時間が流れています。
土日は、美味しい飲み物とお菓子をご用意してお待ちしております。
とのことですので、この機会にぜひお越しください。

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2016/12/6(火)〜12/11(日)
11:00〜19:00(最終日は18:00まで)

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2016/12/13(火)〜12/23(金)
11:00〜19:00(12/19・月休廊)

さまざまな表現者による、タンバリンの響宴。
7年目の今回は、史上最多の104作家の共演です。
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2016年11月30日水曜日

大社優子「DARK ROOM PHOTO SESSION #2」

こんにちは、スタッフの濱口です。
大社優子「DARK ROOM PHOTO SESSION #2」


始まりました、大社優子 2010年タンバリンギャラリーオープニングの展示から
6度目の展示になります。
2015年から引き続く「DARK ROOM PHOTO SESSION」の#2になります。
ギャラリーのスペースを突然photo studioに仕立て上げてしまう
パフォーマンスOOKOSO methodが今年も炸裂しました。
エントランスから入るとダークグレーのパーテーションと白塗りのステップが現れます、未知のスタジオへようこそです。



2016年は小道具を使わない正面からのPHOTO SESSIONです、
取られる側と取る側だけの関係です。
カメラがここまで近い距離からの撮影は
誰でもたぶんあまり経験されたことはないでしょう。
だから気持ちも一瞬緊張しますが 気づかいするところはなにもありません。
ここから 自分の素晴らしいところが少しづつカメラに収まっていくわけですから、
少しの緊張の後は解放感に近いかもしれません。




 
写真が持っている無限な表現力を信じることで 
正面から 自分自身を眺めてください。
モノクロームの世界が正直な自分とその時の素直な気持ちを 
映し出してくれるはずです。




PS:入口のパーテーションは外光が入らないようにするためですので、
気持ち入りにくいと思いますが、撮影シーンを見る事も歓迎ですのでどうぞ
中までお入りください、
paper drip coffee
(有料) を用意しております。

大社優子アーカイブリンク:http://yukookoso.com/gallery/2016dr

PS: 26(土)、27(日)はご予約が多く入っていますが、
平日はまだ空きがありますので
撮影を希望される方は下記のところへご連絡ください、お待ちしております。

【フォトセッション】
参加費:¥4,000 (撮影費・六つ切モノクロプリント代含む)
撮影時間は1520分ほどの予定です。
ご予約いただいた方がスムーズですので、
ご希望の日時を下記メールまでお知らせください。
予約のない場合はお待ち頂く場合があります。
ご予約:2016photosession@gmail.com(おおこそ)
12/3(土) 17:30~ 「青木隼人LIVE & photo session」】
演奏と共に、今回の試みのひとつとして撮影もさせていただきます。
今年セッションに参加される方はチャージフリー、
ライヴのみは¥1,500- 必要です。
お席に限りがありますので下記メールにてご予約下さい。

ご予約:2016photosession@gmail.com(おおこそ)

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2016/11/29(火)〜12/4(日)
11:00〜19:00(最終日は17:30まで)
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2016/12/6(火)〜12/11(日)
11:00〜19:00(最終日は18:00まで)

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2016年11月23日水曜日

石田朋子 個展「My Dear Creatures」

こんにちは、スタッフの二宮です。

石田朋子 個展「My Dear Creatures」、始まっています。



石田朋子さんは、日本工学院専門学校を卒業後
イラストレーション青山塾に通い、
イラストを描いていましたが、1年ほど前、ふとしたきっかけで、
立体作品をつくるようになり、こつこつと作りためていたものを
今回初めて発表することとなりました。

カラフルでユニークな、熱帯から深海に生息する愛すべき生き物たちです。












クマムシ、ウツボカズラ、イトヒキイワシ、ツノゼミ、など、
普段実物で見ることがなかなかできない魅惑の生き物を、
図鑑などで眺めていた石田さん。
その好きが高じて、実際に見れないのだったら作ってしまおう、と、
誰に見せるでもなく、自分の歓びとして制作していたそうで、
その様はまるで創造主のようです。

作品の横には、それぞれ解説文が添えられており、
そこからも、生き物へ対する愛情や尊敬の念を深く感じます。







今回は、標本のような形で、ひとつひとつ丁寧に紹介していますが、
全ての生き物がひとつのところに集まって、
飛んだり浮かんだり地を這ったりしている楽園のような様子も見てみたいと思いました。

自然に生息する生き物の形や色は想像の遥か上を超えていて、
いつもわたしたちを驚かせますが、
もしかするとまだ発見されていないだけで、石田さんの作り出す生き物とそっくりの虫や魚も、この世界の中にいるのかもしれない、と想像すると、
すごくわくわくした気持ちになりました。




本日(23日)、17時からはレセプションパーティが開かれ、
食事と装飾でテーブルを彩るFoodtelling ユニット『esara』による
今展のためのフードのご用意もあります。
どのようなセッションとなるのか、とても楽しみです。
どなたでもお越し頂けますので、この機会にぜひお運びください。

石田さんは、22(火)23(水)26(土)27(日)
在廊の予定となっております。

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石田朋子 個展
「My Dear Creatures」
〜おもしろうて やがて愛しき 蟲集め〜

2016/11/22(火)〜11/27(日)
11:00〜19:00(最終日は18:00まで)

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大社優子「DARK ROOM PHOTO SESSION #2」
2016/11/29(火)〜12/4(日)
11:00〜19:00(最終日は17:30まで)


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2016年11月17日木曜日

山田心平 個展「小さな頃はいつもそばにヒーローがいたのです」

始まりました、二宮に変わりまして 濱口雅彦がお送りします。





小さな頃はスクリーンやブラウン管の中だけではなく
お店で働く人や運転手さん、車掌さん、
何もかもが特別な存在だと感じていました。
年齢を重ねていきますと寂しいものですが
そのような感動を抱くことが少なくなってきてしまいました。
せめてそのような気持ちを持っていた頃だけは忘れないでいたい、
そんな心持ちで制作にあたっています。

と 山田さんは つぶやいているのですが
町を歩けば人がいて、道があって、塀の中に家が見えて、少し向こうには 高いコンクリートの建物がそびえていて、
電信柱や看板がそこいらに点在し、空と雲と太陽がある世界の中で、
実は毎日毎日感動し続けているのが分かります。
なぜならば そんなすべてが カステラやパウンドケーキのようなアウトラインのない極やわらかな色彩で刷られている作品が
メランコリックだったり、コケティシュだったり、ファンタスティックだったりに溢れたロマンティックな空想的世界だからなのです。





新旧それぞれの木版画作品と、同じ想いを小さな立体にしたアクセサリーがほぼ6年ぶりに集いました。




21世紀が始まったころ、江戸時代の浮世絵師 歌川国芳の描写に
鮮烈な印象を受けて木版画の世界を学び始め
木版画作品の製作を続け、
やっと 素直に自分の色や描写ができるようになったように思います

と答える山田さんです。




作品のモチーフの多くは建物と人です、
描かれている鉄筋コンクリート製建物は 普段は気にもかからないほどの無味乾燥な存在なのですが
その窓の一つ一つ、入口、表札、看板、屋上の作り・・・見てゆくとなかなか気になる部分も出てきます
それを組み上げながら空間すべてを一つの空想的構築物にまとめたものたちなのです。




木版画であることは 色を表現するのに 一色一版と言われるように 色ごとの木版が必要です。
15色の色が刷られていることは、15枚の木版が彫られているわけです。
その版を一色ごとに刷りながら重ねてこの刷り上がりになります。
一色 一色の強さ、色の風合い、版の形、紙の状態すべてが重なった結果なのです。






身近に見ていた景色や情景がどうしてこれほど いろいろな物語のある情景に変わってしまうのか?
どうして羨ましくなるほどの場所に変わってしまうのか
木版画だからできる「やさしく、懐かしく身近な表現」 を是非そばによってご覧になってください。



山田心平さんは18(金)は18:00以降、その他の日は終日在廊されます。


会場の一番奥にはオリジナル アクセサリージオラマがあります。
*原型はすべて山田さんの手によるものです。
町と太陽ペンダント、灯台ペンダント、ブランコピアス、建物ピアス、象さん滑り台リング、町合せリング




素敵なスーべニアになります。




11/19(土)は『プレ クロージングパティ―』を開きます、どうぞ。


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2016/11/15(火)〜11/20(日)
11:00〜19:00(最終日は18:00まで)

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2016/11/22(火)〜11/27(日)
11:00〜19:00(最終日は18:00まで)

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2016年11月2日水曜日

「にほんって?」〜 47人のつくるひと 〜

こんにちは、スタッフの二宮です。


「にほんって?」〜 47人のつくるひと 〜、始まっています。





今展は、アートコンセプトショップ「LUCK」が京都店にて9月に行った企画を、
まるごとタンバリンギャラリーへ持って来てもらいました。

47都道府県を代表する参加作家は以下の通りです。

北海道:JUNIO
青森:花松あゆみ
岩手:八重樫王明
宮城:俵谷哲典
秋田:出雲美智子
山形:坂本大三郎と根本裕子
福島:タカヒロコ
茨木:安藤晶子
栃木:惣田紗希
群馬:小磯竜也
埼玉:渡邉重明
千葉:河野愛
東京:大河原健太郎
神奈川:南出直之
新潟:LMF
富山:谷川千佳
石川:北井真衣
福井:橋本孝久
山梨:小幡彩貴
長野:北村佳奈
岐阜:水野健一郎
静岡:深谷桃子
愛知:大橋裕之
三重:サノアイ
滋賀県:大谷製陶所
京都:えちがわのりゆき
大阪:RYOKO HIRABAYASHI
兵庫:金井悠
奈良:五味岳久
和歌山:池尻麻依
鳥取:ASAKURA KOUHEI
島根:堀江まや
岡山:しおたまこ
広島:鳥屋尾悟朗
山口:カヤヒロヤ
徳島:堺友里
香川:足立拓人
愛媛:Akinobu Aoki
高知:デハラユキノリ
福岡:AKKI(ookami DRAWINGS)
佐賀:ちえちひろ
長崎:河井いづみ(Izumi Kawai)
熊本:ソノダノア
大分:二宮佐和子
宮崎:オカタオカ
鹿児島:やまさき薫
沖縄:escocse

それぞれの作家の、独自の目線で作られた郷土愛溢れる作品が並んでいます。


















ギャラリー奥から、日本の北側、北海道からスタートし、
ギャラリーを一周しながら、沖縄まで到達します。
それぞれのエリアごとに、どことなく特色があるようでないようで、
そんな分析をしながら、何周もぐるぐると回ってしまいます。












『LUCK』のキュレーションをつとめる則竹貴子さんが、独自の目線とセンスで集めた、
バラエティに富んだ作家陣は、他では見られないラインナップです。
「アートを身近に感じ、それを生活に取り入れる入り口として
 作家さんたちに手に取りやすい価格帯のものを用意してもらいました。」と則竹さん。
並ぶものは、絵画、陶器、キャンドル、アクセサリー、Tシャツ、ステッカー、
ポストカード、キーホルダー、フィギュア、照明器具、など、、。
一部を除き、そのままお持ち帰り頂けますので、ぜひお買い物をお楽しみください。










11/6(日)は17時からレセプションとなり、作家も多く集まると思いますので、
この機会にぜひ足をお運びください。

展示は11/7(月)のお休みをはさみ、13(日)まで開催しています。

LUCK×Tambourin galleryの渾身の企画展、お見逃しなく!


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2016/11/01(火)〜11/13(日) ※11/7(月)休廊
11:00〜19:00(最終日は17:00まで)

<参加アーティスト>
JUNIO/花松あゆみ/八重樫王明/俵谷哲典/出雲美智子坂本大三郎と根本裕子/
タカヒロコ/安藤晶子/惣田紗希小磯竜也/渡邉重明/河野愛/大河原健太郎/
南出直之LMF/谷川千佳/北井真衣/橋本孝久/小幡彩貴/北村佳奈/水野健一郎/
深谷桃子/大橋裕之/サノアイ/大谷製陶所えちがわのりゆき/RYOKO HIRABAYASHI
金井悠/五味岳久池尻麻依/ASAKURA KOUHEI/堀江まや/しおたまこ
鳥屋尾悟朗/カヤヒロヤ/堺友里/足立拓人/Akinobu Aoki/デハラユキノリ
AKKIookami DRAWINGS)/ちえちひろ河井いづみ(Izumi Kawai)/
ソノダノア/二宮佐和子オカタオカ/やまさき薫/escocse

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NEXT EXHIBITION>>
2016/11/15(火)〜11/20(日)

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